1990-04-26 第118回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
ここ数年、地球環境の問題というものが非常にクローズアップされてまいっておりまして、地球の温暖化、大気汚染それから森林資源の乱伐等、自然環境の悪化が取り返しのつかない状況にまで広がりつつありまして、それをもとに戻すのには、産業面はもちろん消費生活において見直しをしても、人間が健康で健全に生活できる環境に戻すには百年以上かかると言われる状況があるわけです。
ここ数年、地球環境の問題というものが非常にクローズアップされてまいっておりまして、地球の温暖化、大気汚染それから森林資源の乱伐等、自然環境の悪化が取り返しのつかない状況にまで広がりつつありまして、それをもとに戻すのには、産業面はもちろん消費生活において見直しをしても、人間が健康で健全に生活できる環境に戻すには百年以上かかると言われる状況があるわけです。
森林は国土保全、水資源涵養上極めて重要な資源でありますが、世界的にも酸性雨や発展途上国の乱伐等により地球の砂漠化が進行しています。我が国においても資金不足等によって多くの造林地が放置され、将来の森林資源確保は極めて困難な状況にあります。同時に、木材需要の減退と価格低迷の長期化によって林業、林産業は深刻な不況を克服できない状況であります。
有効であるという説がある反面、これはそれほど役に立たない、あるいは松くい虫以外の原因による松の枯損もある、その重大な原因は大気汚染あるいは乱開発、乱伐、こういうようなことであるというような説もあるのでありまして、これらも私はその一つの原因であるとは思うのでありますが、一方全然大気汚染あるいは乱伐等のない離れ島でも松くい虫、材線虫による枯損が出ているというようなことの報告もございまして、これはどちらもあると
そのかわり、いま言った乱開発と言われるようなパルプ資本の乱伐等が、あの国有林の譲渡された四〇%の地域で大変大胆に行われている、これに対する造林なり何なりということを考えなければいけない。先に十分の手配をした上で、やはり開発をすべきではないか。
私が知る限りにおいては、最近、高度経済成長政策の中で、国有林の乱伐等によりましてわれわれの山は非常に荒れているわけでです。豊かな緑とかきれいな水とか澄み切った空気の中で国民に憩いをとらせるという任務もあるわけですし、そういう山で完全武装したような自衛隊が訓練をするということは好ましくないと私は思うのです。
同様の基準といいますと、周辺地域に水をあふれさせたり、出水させたり、あるいはがけくずれを起こさせたりというような災害、これを未然に防ぐ、それから交通の円滑なる処理に支障にならないような設計でやってもらう、あるいは樹木の乱伐等をしないで環境を保全し、緑を極力残してもらう、こういうような基準を適用することにいたしております。
次に、ゴルフ場の問題についてでございますが、今回の改正によってゴルフ場の開発行為を許可対象に加えたのは、周辺地域への出水、がけくずれ、交通の円滑な処理、樹木の乱伐等の問題に対するためであって、今後は第三十三条の許可基準によって、ゴルフ場の乱立によるこれらの災害や自然環境の破壊に十分対処し得るものと考えています。
○高橋(衞)国務大臣 戦時中、戦後久しい間、治山治水の事業がどちらかと申しますと、非常におくれておったということの原因もございますし、また山における乱伐等の原因もあるのでございましょう。
排水施設は、最近特に山林の乱伐等から、水害等もある、それから一時的に集中豪雨などもくるというようなこともあります。特に新潟県、愛知県、兵庫県等は、常時排水をしていなければならない場合が多いわけです。この排水施設というものは、山から水が出てくる、町から流れてくる。それを通年制の排水機場をもって排水しているわけです。従って、その恩恵に浴するものは、市街地もあり、宅地もあり、工場敷地も当然あるわけです。
昭和二十九年にお出しになりました資料によりましても、昭和の初期におきまして乱伐等によって山が荒らされておる。ことに造林未済地というものが放置されておるものが八十五万町歩に上るということが述べられております。
日高地方におきまして、かくのごとく被害を大ならしめた原因として考えられることは、第一に、河川がいわゆる原始河川でありまして、ほとんど改修等をせられたことがなく、かつ最近開拓者がこの付近に入植して、相当に川幅を狭くしたこと、第二に、奥地における風倒木、乱伐等により森林の保水力を減殺したこと、第三に、奥地における降雨量が特にはなはだしく、十二時間中に二百ミリ以上が集中して降り、土砂あるいは風倒木等を押し
このうち河川関係の請願につきまして、趣旨を要約いたしますると、これらのほとんどすべては、現下日本の河川という河川が、戰爭中に改修工事の見送りと、森林と過伐、乱伐等により全般的に荒廃しておりまして、一たび出水ともなりますれば、水源地帶の崩壞により、一朝にして耕地の流失、美田のどろ海化となり、人畜に対する一大悲惨事の現出は必至の情勢にありまするから、これが対策といたしましては、可及的速やかに災害復旧、河川
最近災害の頻發をみつつあるのは、山林の乱伐等による出水の鋭甚さんもよるところでありますが、一方多年にわたる意地修売りの不十分と、地震による全般的弱化に起因するものというべく、一朝大出水に際會せんか、現下沿岸の水防態勢は寸断亂壤の運命に陥らざるを保しがたく、まことに慄然たるを禁じ得ないものがあります。